地震対策③「制震工法」

ハウスプランナーの野田です。
今回は、「地震から命を守る施工方法」についてご案内いたします。

以前のブログで、「地震に強い構造」の家ということで、

「耐震」、「免震」、「制震」の大まかな特徴をお伝えしましたところ、

「地震保険に入っているから大丈夫と持っていました」「初めて知りました」

「もっと知りたいです」など多くのお声もいただき改めて地震に関する関心の高さを再認識しました。


今回は、制震構造のメリットとデメリットについて詳しく書かせていただきます。


それでは制震工法のメリットとデメリットをまとめて整理してみましょう。

・制震構造(工法)のメリットとデメリット
制震構造(工法)は、耐震と免震の良いとこ取りです。

<制震工法のメリット>
・建物の倒壊をほとんど防げる
・耐震工法よりも建物内部の損傷を小さくできる
・免震工法よりもコストが安く、工期が短い
・繰り返しの揺れに強い
・台風や強風の揺れにも強い
・地震後のメンテナンスがほとんど不要


<制震工法のデメリット>
・建物自体が地面に接しているため、地盤が弱いと使えない
・制震装置の設置の関係上、狭小地には不向き
・耐震住宅よりはコストが高い(数十?百万円程度)
・建物内部のダメージは、耐震構造より小さいが免震構造より大きいため、家具の固定などは必要
・建物内部にいた場合、地震の揺れは直接感じる


このように、制震工法は、地震の揺れを抑え、建物内部のダメージを防ぎながらも、
免震工法よりもお手頃コストであるため、耐震工法と免震工法のちょうど間をとった工法です。


また、地震のたびにメンテナンスや検査をする必要がほとんどなく、定期的なメンテナンスも
簡易なもので済むので、耐震工法や免震工法よりも手間がかかりません。


さらに、免震工法のように基礎部分に大掛かりな工事をせずに済むため、
リフォーム工事での地震対策にもおすすめです。


ご予算や建てる土地・お家の状況、そして何よりお客様のご要望を加味しながら、
しっかりと地震に備えたお家づくりを行ってまいります。

なお、弊社では自然素材以外に耐震にも力を入れており「UFOパッキン」
(地震の力を逃がしてくれる緩和剤)などを使いより安心して長期間快適に
過ごせる住環境を提供させていただいております。


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いかがでしたでしょうか?お客様の唯一無二のお家づくりのご参考にしてみてください!


次回は「窓」についてご案内いたします。

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ほっとスマイルハウスでは、お家の選び方の「基準=物差し」をお渡しして納得と満足の高いお家づくりをご提供させていただいております。

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